おめでとうございます!試験も全部合格し、資格も手に入れ、エンジニアリングの学位を取得できました!さあ、次は何をしますか?その学位をどうやって高収入の仕事に活かしたら良いでしょう?大学で頑張ったあかつきには手にすることができると約束されていた仕事に、です。でも安心してください。初めてのエンジニア職の応募活動は、他の仕事に応募するのと同じようなものです。ただ少し経験が少ないだけなのです。

ほとんどの企業は、新人レベルのエンジニア職の採用にあたって重要なのは、経験よりも新卒求職者の将来性だということを理解しています。エンジニアとしてのキャリアをどのようにスタートさせて良いかわからない人は、ランスタッドエンジニアリングからのアドバイスを参考にしてください!

トレーニングエンジニア(EIT)になる

カナダでは、プロフェッショナルエンジニア(P.Eng)になるには、地域のエンジニア組合のライセンスを取得する必要があります。トレーニングエンジニアになることは、プロフェッショナルエンジニアのライセンスを取得するための第一ステップでもあります。トレーニングエンジニアの肩書を持つには、高卒資格を満たしていることが条件で、自分の住む地域の組合に申請する必要があります。エンジニアの学位を持つ大卒者なら、組合に申し込むだけで済みますね。

EITとして4年の(そのうち少なくとも1年はカナダで)経験を積むと、プロフェッショナルエンジニアの肩書を申請することができるようになります。P.EngもEITもカナダでは需要があり、エンジニアとしての経験の証明に役立ちます。

履歴書を更新しよう

初めてフルタイムでのエンジニアの仕事を探していますか?それなら、今が履歴書の手直しをするベストタイミングです。学生時代の履歴書ではもううまくいきません。エンジニアとは関係のないちょっとしたアルバイトや、パートタイムの仕事についての記載は削除しましょう。大学の授業でのことでもかまわないので、エンジニアのスキルや、扱ったことのあるソフト、自身が取り組んだエンジニアリングプロジェクトに的を絞りましょう。大切なのは、エンジニアリングに関係のある経験を際立たせることです。

エンジニアリングポートフォリオを作成しましょう

エンジニアリングの仕事は幅広く、自分たちをどう分類したら良いか分からないようなエンジニアもいます。ポートフォリオは、企業に自身のプロフィールを紹介し、長所を売り込むことができます。履歴書よりも詳しい内容にすることができるので、新人エンジニアにとって、自分のスキルを企業にアピールするのにとても便利なツールです。

エンジニアリングポートフォリオの内容は?

・自分の長所、学歴、資格についての説明を中心とした略歴
・エンジニアリング職用の履歴書のコピー
・大学での履修クラス、インターンシップ、手掛けたプロジェクトについての詳しい情報
・一緒にプロジェクトなどに取り組んだ人からの紹介状や推薦状(大学を卒業したばかりなら、指導教授などに依頼しましょう)
・取り組んだプロジェクトの実例や自分のスキルをアピールできるもの。ここではクリエイティブになりましょう。プロジェクトの際にユーチューブで動画を上げたりしましたか?人に見せることのできる模型や試作品はありますか(写真でも良いでしょう)?実際のエンジニアリングスキルを示すことのできるものなら何でもポートフォリオに加えましょう。

理想的なのは、ポートフォリオが全てデジタルであることです。確かに実物のポートフォリオを面接に持ち込むのは簡単で便利なのですが、採用担当者にメールで送ったり、LinkedInのプロフィールに添付したりできるよう、デジタルバージョンも用意しましょう。複数の様式で作っておくと、採用担当者も確認しやすいはずです。

人脈づくりをしよう

自分の気に入った企業の面接にこぎつけるには、何を知っているかではなく、誰を知っているのかが物を言うこともあります。重要なのは、そのスタート地点に立つとうことです。面接室の中にまで入ることができれば、その情熱とエンジニアリングの知識で、面接官に良い印象を与えるチャンスを手にすることができるでしょう。

大学を卒業したばかりだと、人脈と言ってもどうしたら良いか分からないでしょう。自分を助けてくれるようなエンジニアの知り合いなどいないと思っているはずです。でも実際はそんなことはありません。次のようなところで、就職サポートのための知識と経験を持ったエンジニアとつながりを持つことができます。

同窓会のつながり

同窓会のつながりは、エンジニアリング関連の人とのつながりを作るのにかなり役立つでしょう。ほとんどの大学や専門学校では同窓会があるものです。素晴らしいところは、エンジニアリング業界ですでに働いている人や職探しの手助けをしてくれるような人とのつながりを持ったり、紹介状を書いてくれるような人物と知り合ったりすることができるということです。また、自分の専門分野で実績のある卒業生とペアを組んで行う指導プログラムを持つところもあります。

教授やクラスメート

大学での人脈づくりを甘く見てはいけません。教授の多くは教鞭を取る前、あるいは現在の大学での職務の他にもエンジニアリング分野で仕事を持っているので、どういったところを当たれば良いかアドバイスをしてくれる可能性もあります。また、数え切れないほどの卒業生を見送っているので、これまでも就職先を見つける手伝いを何度もしているはずです。それに、一緒にプロジェクトに取り組んだクラスメートと同様に、紹介状も書いてくれるでしょう。

職業組合

カナダでは各地域にエンジニアのための職業組合があります。政府統括の組合だけでなく、他にも様々な分野の組合があり、どれもメンバーになって損はないでしょう。例えば土木技師の場合、その分野で自分の興味や目標に見合った組合を見つけることができるはずです。多くの場合、こいうった組合にはメンバーのネットワークや、職探しに役立つ情報があります。

ソーシャルメディア(LinkedIn, Facebook, Twitter)

ソーシャルメディアは、自分の専門の職業エンジニアたちとのつながりを作るための素晴らしいツールになるでしょう。LinkedInやFacebookのようなサイトはディスカッショングループのホームとなっていて、参加することで職業エンジニアと知り合ったり、記事や情報、ニュースをシェアしたり、仕事を探すことができます。

人材紹介業者

人材紹介業者にはツール、情報、コネクションがあり、特に新たなフィールドではそれらを利用して適切な所からスタートすることができます。履歴書を仕上げ、面接スキルを磨き上げるサポートをしてくれますし、様々な企業とのつながりがあるため、興味のある企業の面接まで導いてくれる可能性もあります。キャリアリンクランスタッドエンジニアリングのような、エンジニアリングに強い人材紹介企業を探してみてください。自分が働きたいと思う企業とつながりのある人材紹介業者をあてにしているということが分かります。

ソフトスキルを高めよう

エンジニアリング業界で新人であるということは、同等のスキルセットを持つ他の新人候補者をリードするには、多くの場合ソフトスキルが高くなくてはいけません。面接スキル、コミュニケーションスキル、チームワークスキル、前向きな思考力などの、ソフトスキルを磨いておきましょう。企業は多くのスキルは指導で身につくということを理解しています。けれども、職務の中でスキルを伸ばし活かすことができる、有望な資質を持つ人材を求めているのです。

興味のある企業に的を絞る

新人求職者がよく犯す大きな間違いの1つに、自分の専門とはかけ離れているような仕事等も含め、大量に応募してしまうというものがありますが、これは良くありません。標準記入例を参考にした履歴書を添えて大量の応募をすることで、採用担当者の目に留まるとは言えませんし、愛着の持てる仕事を見つけられるとも限りません。

新卒者レベルの職務の求職者は、希望の仕事に就くには自分の経験が不十分だと心配することもあります。けれども、このような大量応募はやめましょう。ひとつひとつの応募の度に、もう少し労力を費やしましょう。そして、心から情熱を持てる数社か、いくつかの職種に的を絞りましょう。心から関心を寄せていることはしっかりと伝わるはずです。採用担当者は熱意のある求職者を評価するものです。

がっかりしてはいけません

初めての仕事は(正直なところどんな仕事でも)、探すことは大変なものです。自分に最適の仕事を見つけるには時間もかかるし、努力も必要とされます。まるで、就職活動が永遠に続き、絶望の闇の中にいるような気もしますが、必ず長いトンネルを抜けることができるはずです。あなたはエンジニアとして、需要のある世界に入ろうとしているのです。とにかく根気強くがんばりましょう。きっと最後には自分に合った仕事を見つけられるでしょう。

投稿者プロフィール

VEVZ
VEVZ
岡山生まれの大阪育ち。高校からは親父の転勤により埼玉に引っ越し、高校大学は東京で過ごす。大学3年生を終わった時に1年間休学して、東南アジアを中心にバックパッカーをする。帰国後、就職活動をしたものの、希望のところには入れず福島県の金属部品製造メーカーに就職。
2009年、4年間務めた会社が倒産。日本での再就職活動をせずにとりあえずタイに移住。人材紹介会社に登録して就職活動をするも採用してもらったのがベトナムのホーチミン郊外の金属プレス加工会社でした。
5年間働き、日本に帰りたくなり退職。日本ではベトナムの経験が買われ、商社に再就職するも、馴染めず3年間で退職。
現在は、ベトナムのドンナイ省で金属部品製造で副工場長をしています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です