エンジニアリングの仕事とその内容
2018年11月9日 | by vietbusiness3
エンジニアリングの仕事はとても幅広い分野にわたります。様々な問題を解決するために科学や数学を使う仕事などがそれにあたり、機械工学、電気工学、化学工学、土木工学、環境工学などを含む分野の仕事を担います。
エンジニアリングの領域は広いため、その職業名も多岐にわたります。ここで紹介するエンジニアリングの職業名リストと仕事の内容をご覧ください。ただし、自分がエンジニアリングの仕事に合っているかどうかしっかり考えてから、本格的に動き出しましょう。
エンジニアに求められる教育
エンジニアのほとんどは、エンジニアリング分野で学士の学位を取ることが最低限求められます。エンジニアは収入も良いですし、エンジニアリングの仕事の多くは将来性も高いでしょう。
エンジニアリングの職業と仕事内容
ここで紹介するのは最も一般的なエンジニアリングの仕事とその内容です。それぞれの詳しい情報は、労働統計局の職業案内ハンドブックをチェックしてみてください。
航空宇宙技術者
航空宇宙技術者は航空機、宇宙船、衛星、ミサイルシステムの設計を行います。また、試作品の分析、設計、テストを行い、設計通りに機能するかの確認もします。
生体工学技士
生体工学技士は、生物化学、医療科学の両方を取り扱います。医療に関する数々の問題解決策の計画、立案、改善を行います。MRI装置やヘルスケアコンピューターシステムのような医療機器や、(義足、義眼などの)人工的補充物や人工臓器のような医療の革新なども含まれるでしょう。
化学工学技士
化学工学技士は、様々な物質に関連する問題を解決するために物理、数学、生物学を利用します。物質同士の反応の仕方を制御するシステムの設計、実行を行います。燃料や食品、薬品などの生成物の改良を行う方法を立案します。
土木技師
土木技師は様々な構造物の計画、設計、建築、保全を行います。構造物は主に、道路、ビル、橋、上下水道、下水処理施設などです。現場の管理を行い、多くの時間を外で過ごします。
電気技師
電気技師や電子技術者は、GPSシステムや、照明システム、ロボットや遠隔操作システムなどの、電気または電子機器の設計、開発、生産の管理を行います。
環境工学技術者
環境工学技術者は、生物学、化学、環境科学を用い、環境に関する問題の解決を行います。廃棄物処理や、水質汚染、大気汚染、公衆衛生のコントロールなどを担い、主に政府や州、地方自治体、あるいはコンサルティング業者での仕事を担います。
工業技術者
工業技術者は、処理やシステムの改善を行います。時間、コスト、原材料、電力などの無駄をなくすために奮闘します。製造工場で仕事をしたり、コンサルタントとして働いたりします。
機械技師
機械技師は、運動、エネルギー、パワーの研究を行い、機械システムの様々な問題解決策を立案します。センサーのような小型システムや、工作機械のような大型システムの開発、改良を行います。
ソフトウェア技術者
ソフトウェア技術者は、コンピューターに用いるソフトウェアシステム、ハードウェアシステムの設計、作成を行います。数学や科学、エンジニアリング、設計技術を利用します。また、他者の作成したソフトウェアだけでなく、自ら作ったシステムをテストし、評価を行うことも多くあります。
工学技術者
ここで紹介した仕事の他にも、工学技術者に類似した職業があります。工学技術者はエンジニアの監督のもと業務を行います。設計の補助、実践、あるいはシステムの改良を担います。一般的に工学技術者はエンジニアほどの学歴と経験は問われません。求められるのは准学士の学位くらいでしょう。